【不登校】私って、子どもに無関心・・?

「他のママから、

“子どもに無関心だね”って

言われたんです…」

 

 

あるお母さんが、

困惑した表情でおっしゃいます。

 

 

けれど、このお母さんに

そんなつもりは全くありません。

 

 

同時に、娘からは

 

「他のお母さんみたいに普通にしてよ」

「他のお母さんみたいな服装をしてよ」

 

 

そんなことを言われて、

お母さんは益々、困惑するばかりでした。

 

 

このお母さんに今、

必要なことは何でしょうか?

 

 

 

それは、

 

お母さんが自分自身に対して

もっと関心を持ってあげる

 

です。

 

 

 

実は、このお母さんは、

 

小さい頃から

多忙で構ってくれない母親を見て

 

何かしてもらいたいことがあっても

「我慢しよう」と思うようになりました。

 

 

実際そうすることで

家の中が「うまくいった」体験が重なり、

 

「自分が我慢すれば、うまくいく」

という対処法を身につけました。

 

 

そして、そのやり方で

これまで、ずっと生きてこられたのです。

 

 

 

長年そうしているうちに、

 

本来の自分が

今どんな気持ちを感じていて

 

自分はどうしたいのか、に

鈍感になってしまったのでした。

 

 

自分に対して無関心に

なってしまったのですね。

 

その一つの表れとして

お母さんはお洒落にも興味がないし

流行の何かを取り入れることも

ありません。

 

もちろん、お洒落や流行が良いと

主張したい訳ではありません。

 

さらに、

 

 

正直な感情を素直に表現し

親に受け止めてもらったり

要求を聞いてもらう。

 

そして

 

安心感を感じる。

自分はこれでOKと思える。

ホッとする。

 

 

こうしたベースがあってこそ

人は外の世界に興味・関心を広げ

 

他者と

 

 

そうした体験が少なかったからか

結婚して出産をし、

 

子どもが成長してから

色々な問題を感じるようになりました。

 

 

「感じるようになった」というよりも

子どもの方から指摘され

 

お母さんは困惑し

悩むようになったのです。

 

 

自分の子どもが何を感じ

何を求めているのか

 

それを拾い上げることを、

このお母さんは難しいと感じておられました。

 

そうすると、やはり

子どもはお母さんに不満を感じることが

増えてしまうのでしょうね。

 

だから、

まずはお母さんが自分の気持ちにじっくりと

大切に耳を傾ける。

 

そして、

それに従って自分を満たしてあげる。

 

それが大事になると思います。

 

 

人は、自分に接するように

他者に接しているものです。

 

自分に対する思いやりを育てながら

お子さんにも同じように接することが

できるものですよ。