何が気に入らないの?
家族なんだから一緒に居たらいいのに。
一人でやっていけるの?…etc
あなたが家を出たいと口にしたら
周りの人はこのような言葉を
放つのかもしれません。
あなたは小さい頃の体験も含めて
ずっと考えてきたと思います。
そして、切実な思いを抱えて
決意したのだと思います。
けれど、上のように言わると
決意が曇ってきて
不安にもなって
二の足を踏むかもしれませんね。
もっと良くない場合は
家族を見捨てるような気がして
要らない罪悪感を感じたり。
それでも、あなたがずっと感じてきた
家族に対するしんどさ、辛さ
それから、
やっぱり家を出たいと感じた
そのことが真実だと言えます。
でも、何が気に入らないの?と
問われても、
それを、言葉で上手く
表現できるはずもありません。
だって、あなたはきっと
言葉以前の体験をしてきたからです。
言葉以前、というのは
記憶に残らないくらい小さい頃の出来事
と言うこともできるし、
出来事が大変だった、辛かった上に
良い助けが得られなかった場合は、
起きたことを消化できないままになるので
記憶・感情・感覚・イメージなどが
あなたの中で、ぐちゃぐちゃになってしまうとも
言えるのです。
また、
家族だから一緒に居なければならない。
本当にそうなのでしょうか?
あなたが辛さを抱えている
その場に留まることを求める。
家族とは何なのでしょう?
大人になって、社会人にもなった。
そんなあなたの自立のチャンスを奪っていることに
親は気付くことができません。
一人でやっていけるの?
という質問は、
あなたを不安にさせるかもしれません。
でも、元々その不安を感じているのは
あなたの親かもしれません。
それでも、あなたは決意できたのです!
あなたは、あなた自身の感覚に従って
正しい選択ができているのです!
自分の感覚を信頼できている
ということですね。
もしも、家を出た後に
上手くいかないことがあったり
仮に、親の助けが必要になったりしても
それは、それでいいのです。
そんな時、
親は言うのかもしれません。
「だから言ったでしょ」
そうした言葉を聞き入れて
傷つく必要はないのです。
誰もが少しずつ誰かに
迷惑をかけたり、かけられたりしながら
生きているものです。
だから
自分の感覚に従って
行動を起こすことができた。
あなたの力になると思います。
自信につながると思います。
大切にしていってくださいね。
その自信の感覚が
これからの生活の土台になりますように!