【不登校】お母さんの「分かってはいるけど、できない!」

お子さんが不登校になり

 

毎朝、

今日はどうするだろう?

 

 

お子さんの様子をうかがいながら

声を掛けるタイミングや

どんな言葉をかけようか?

 

 

「共感」が大事だと分かっているし

 

子どもを「受け入れる」。

「安心感」を与える。

 

 

頭では分かっている。

 

 

けれど、

 

子どもから「休みたい」と言われると

冷静になど対応できない。

 

 

「いつになったら行けるのよ!」

「もう、十分休んだでしょ!」

「お母さんだって疲れるわ!」

 

 

言いたくない言葉を止められなくて

後悔する。

 

 

そして、自分が悪い親のような

ひどい気分になる…。

 

 

 

もし、お母さんが

このような状況にあるとしても

 

それは自然なことです。

 

 

 

だって、

 

子どもが学校に行かなかったら

私たち親は冷静でなんかいられません。

 

 

 

これから、どうなってしまうのだろう?

 

 

 

親だって不安です。

 

 

上のような言葉が

わっと上がってきても

全然、不思議ではありません。

 

 

 

自分の不安を子どもには出さないように

しなければならない。

 

 

 

もちろん、それが出来ればいいかもしれませんが

 

親だって人間です。

 

 

 

子どもが学校へ行かない。

子どもが元気がない。

子どもが自信がない。

子どもが幸せではない。

 

 

もちろん完璧な親なんかいませんが、

それまで育ててきた訳です。

 

 

 

特にお母さんの負担というのは

大き過ぎます。

 

 

家に子どもを一人で置いておくのか?

食事を用意しておくのか?

仕事を休まなければならないか?

祖父母に頼めるか?

 

…etc

 

 

 

全てお母さんが采配して

環境を整えてくださっているのも

珍しい事ではありません。

 

 

 

そして、

家で子どもと一緒に居たら

ストレスに感じることもありますし

 

 

職場に居て仕事をしていても

子どもがどうしているのか

これからどうするのか

不安や心配はなくなりませんね。

 

 

 

親にしかできないことは

もちろん、

たくさんあるのでしょうけれど

 

 

親ばかりが奮闘しても

子どもに変化が見られないなと

不満に感じることもありますね。

 

 

こうした気持ちは全て

正常だと思います。

 

 

 

だから、

 

自分はダメな親。

自分は悪い母。

 

 

そんなことは決してありません。

 

 

 

この時代、この日本社会で

子どもを産んで育てている。

 

 

それだけで、とてもすごいことです。

 

 

 

母親とはこうあるべき。

 

 

そうした価値観。

 

 

どうでしょうか…?

 

まだまだ、結構あるんじゃないでしょうか~?

 

私にも、まだ少しありそうです。

 

 

どこかで、誰かから取り入れた

不要な価値観を

私たちの中に根深く持っていたら

 

 

ほんの少し、それと距離を取って

眺めてみるのもいいかもしれませんね。