【不登校】「不登校になれない」

「学校に行きたくない・・でも休めない」

と、悩む子がいるのをご存知でしょうか?

 

見たことがないと思う方も多いかもしれませんが、

そうだと分かっていないだけで

実際には多いのです。

 

どうして休めないのか?というと、

 

・家庭に居場所がない子

・親が何があっても欠席を認めない場合

 

など様々だと思いますが、

 

こういった子どもたちの心に起こっているのは

「抑圧」

という働きです。

 

つまり、心の悩みや葛藤を押し殺したり

それが無いかのように振る舞ったりしてしまうのです。

 

苦しさ・辛さを「抑圧」している子どもは

表面的には問題がないように見えることもありますが、

 

少しよく見ると、

 

・笑っているようで、不自然な笑いだったり

・どこか気になる言動や雰囲気があったり

 

します。

 

ですから、

周りの大人は子どもをよく観察する必要があります。

 

一方で、

子ども本人は、助けを求めることが苦手だったり

 

そもそも

「誰かに助けを求める」

という発想を持っていないこともあります。

 

実は、こういった状態というのは

将来、大人になってから良くない影響が出てくるので

早めに対処できることが望ましいのです。

 

 

私自身もそうでした。

 

家庭の中でトラブルが続き

思春期には理由も分からず気分が落ち込んむ

ようになったのです。

 

けれど、

表面的には友達に合わせて笑顔を作り

それでまた疲れてしまう。

 

集中力が落ち、ガクンと成績も落ちたり

学校で突然涙が出そうになったり

 

今ではそれが”うつ”のような症状だと

気付くことができますが、

 

当時は学校にカウンセラーもおらず

何より、誰かに相談するという発想を

私は持っていませんでした。

 

幼い頃に身に付けた「いい子」になって、

自分の本音や気持ちをただ押し殺し

つまり「抑圧」して周りの環境に適応していたのです。

 

心の底から出ようとしている「叫び」を無視した結果、

私は「慢性のうつ」を抱えることになり

仕事にも影響が出るようになってしまったのです。

 

 

子どものSOSは

よく観察すれば見つけることはできます。

 

周囲の大人は

「何か辛いことがあるのかな?と思ったんだけど、

私でよかったら聞かせてもらえる?」

と、声をかけてみたり

 

もし、子どもが話してくれたら

身近な専門家につないだり

 

出来ることはあるでしょう。

 

もしも、あなたが学生なら

身近に一人でいいのでカウンセラーや話せる大人

を見つけてみてください。

 

・あなたのストレスや悩みを軽くする方法

・自分の心を丁寧にケアする方法

 

を、一つでも知って使えるといいと思います。

 

きっと、その先の毎日が変わっていきますよ。