【うつ】うつから”優しく”回復するための考え方

「うつさえなければ・・」

 

仕事や家事、育児をしたいのにできない時、

このように考えてうつを憎みたくなることが

ありませんか?

 

そうすると焦りが出てきて

「こんなことではいけないのに・・」

「ああ、自分は何をやってるんだろう」

 

と、自分を責めてはまた落ち込む・・。

 

そんな悪循環に陥っていきます。

 

もちろん

辛い症状はすぐにでも消えて欲しいものです。

 

しかし、だからといって

うつを忌み嫌うことは

かえって自分を辛くさせてしまうものです。

 

そんなときは、うつは

“このままではいけないよ”と

あなたの命を守るためにメッセージを出している

考えてみてください。

 

無理をして仕事を続けている時

感情を押し殺して、平気なフリをしている時

人間関係に行き詰まり、自暴自棄になっている時

 

これ以上今のやり方を続けると、あなたの命を保証できないよ

 

と教えてくれているのかもしれません。

 

私自身、

過去に何度かうつの落ち込みがひどい時期がありました。

 

「このうつさえなければ、もっとできるのに」

と思っては、うつの自分に落ち度を感じて

さらに辛くなっていることがありました。

 

けれど、ある時から

うつは何かを自分に教えてくれようとしている

と考えることを知り

 

うつから学ぶことにしたのです。

 

学ぶといっても、決して大層なことではありません。

 

本来の力を発揮できなくしていた誤解にふと気づいたり

対人関係を辛くしていた些細なほつれが解けたり

 

でも、そんな小さな学びが

今の幸せに大きく繋がっていることも学びました。

 

この学びを終えたとき

うつもどこかに消えてしまっていますよ。

 

最終的には

うつの力を借りずに日頃の小さなメッセージに

気付けるようになるといいですね。