人とかかわると疲れてしまう・・
言いたいことがうまく言えない・・
何でも自分の責任と捉えてしまう・・
アダルトチルドレンの生きづらさは多様ですが
中には
度々怒りが爆発して
身近な人との関係が壊れていってしまう
そんな悩みもあります。
あなたはいかがですか?
相手の言葉に反射的に怒りが湧き上がり
気が付いたら相手をとことんこき下ろしていた
相手は冷静に返答していたけれど
その言葉にもひっかかって
自分は理解してもらえないんだと孤独感を感じてしまう
相手は一生懸命、諭すように話しているけれど
それが一層、見放されるように感じて
もうやっていけないと思ってしまう
もし、そんなことが起こっているのなら
まずは相手に対して
「~にちがいない」
と思っていないか確認してみましょう。
相手が自分との約束を忘れたにちがいない・・
相手は自分を軽んじたにちがいない・・
相手は嘘を言っているにちがいない・・
こうした解釈がありませんでしたか?
もしそうだとしても、
自分を責めるのはちょっと待ってくださいね。
あなたは繊細で敏感なところを持っていて
相手の変化する気分や考え、自分に対する構えに
よく気付く方なのではないでしょうか?
そして
あなたが人よりも相手の言動に反応してしまうのは
あなたを「不安」にさせたり
あなたを「脅かす」ような
何かがあったからではないでしょうか?
そうして一早く
両親やきょうだいのもめ事やトラブルに
対処しようとしてきた癖が今
発動しているのかもしれません。
過敏に「危険」に対するセンサーが働いて
咄嗟に反応してしまうのですね。
そうです。
決してあなたのせいで
そうなっているのではないのです。
あなたが子どもの頃、
怒鳴り声や家族の緊張感に身体を強ばらせていた記憶が
今でも何かのきっかけで刺激されるのです。
けれど結果的に
相手との関係が不本意な方向へ行ってるとしたら
悲しいことですね。
あなた自身も傷ついて、エネルギーをすり減らしている
かもしれません。
もちろん
望む相手ではない場合もあるかもしれませんが
「~にちがいない」
という選択肢が一つだけになるよりも
「~かもしれないけど、別の~かもしれない」
を作ってみることから始めてみませんか?
そうしたトレーニングは
一瞬で効果を見せないかもしれませんが
以前よりもあなたの心を守り
豊かにしていってくれますよ。