「分かってもらえない」と感じる、あなたへ…

理解されない

分かってもらえない…

 

 

パートナーや友人、職場の同僚など

周囲の人に対して

 

このように強く感じること

ありませんか?

 

 

もちろん、私たち人間には誰でも

似たようなことは起こります。

 

 

何らかの人間関係があるところには

お互いに多少の不満が生じるのは

ごく自然なことだと言えますよね。

 

 

けれど、もしあなたが

理解されない不満や絶望、不安や恐怖を

 

 

頻繁に、強く、感じたり

 

いつものパターンがあるかも…

 

 

そう気付いておられる場合。

 

 

 

それから、実際に

 

相手があなたから離れて行ってしまう

あなたから距離を取って引きこもる

 

 

そうした問題が起こっている場合は

丁寧に対処していきましょう。

 

 

 

まずは、ちょっとだけ

静かな一人の時間を持ってみて

 

あなたの中に

 

理解されたい

保護してもらいたい

 

そんなような部分があるんだな…。

 

 

何となくでいいので、

そのような部分を意識してみましょう。

 

 

「…いや、自分がどうこうより相手のせいだ」

 

 

っていう思いや声が

湧いて出てくるかもしれませんね。

 

 

 

けれど、もし、そう言いたくなって

そこから離れられないとしたら

なおさらケアが必要な状態です。

 

 

 

なぜかと言うと、その状態は

 

内なる「幼い部分」に

「同一化」している状態

 

だからです。

 

 

どういうこと…??

 

 

 

つまり

 

あなたの中の「幼い部分」が

相手の言動によって刺激され

悲鳴を上げているのです。

 

 

「幼い部分」と言っても

子どもっぽいとか

そういうことではありません。

 

 

そして、その「幼い部分」が

大人のあなたを支配してしまっているのです。

 

 

「幼い部分」に支配されてしまったら

大人のあなたも、冷静に考えたり

行動することが、難しくなってしまいますよね。

 

 

どうしてかというと、

 

そうした「幼い部分」は

過去の思考や感情を伴って

あなたの中に残っているからです。

 

ポイントが二つ、あります。

 

 

一つは、「幼い部分」は

 

過去に傷ついたり、不安にさせられたりした

そうした重荷を背負っている

 

ということ。

 

 

二つ目は、

 

分かってもらいたい

保護してもらいたい

 

そうしたニーズが満たされないまま

置き去りになっている

 

ということです。

 

 

過去に

 

約束は大抵、守られなかったのかもしれません。

 

いつも本当の気持ちを汲んでもらえなかった

のかもしれません。

 

 

 

だから、その過去にまつわる「幼い部分」は

今の状況に反応して

 

「その関係は危険だよ~」

 

という信号を出しながら

あなたに知らせてくるのです。

 

 

その信号が、あなたの感情だという訳です。

 

 

要は、その感情は

あなたの過去を物語りながら

 

今、ケアが必要だよ~

 

と伝えてくれているのです。

 

 

 

一言で言えば

「過去の名残」

です。

 

 

決して、悪者ではないのです。

 

 

過去の名残としての「幼い部分」に

大人のあなたが注意を向けてあげるだけで

 

嫌な感情に飲み込まれにくく

なっていきます。