偏頭痛、腰痛
肩こり、こわばり
疲れやすい…etc
愛着障害やアダルトチルドレンなど
子ども時代の逆境体験
つまり、発達性トラウマによる
生きづらさを抱える人は
様々な身体症状にも悩まされています。
本当に辛いものです。
早くどうにかしたい。
消え去って欲しい。
どうしたら無くなるのだろう?
こうした身体症状への
有効な対処法を2つお伝えします。
一つ目は
神経系へのアプローチ
です。
理由はシンプルです。
トラウマを受ける=「神経系」に影響を被る
からです。
トラウマがあると
私たちの神経系は
私たちを危険から守るため
小さな刺激でも過剰に反応して
激怒したり
不安に苛まれたり
あるいは
シャットダウンの反応をして
うつ状態や無気力に陥ったり
するものです。
車で例えれば
アクセル全開でスピードを出し過ぎ
動きたいけど、ブレーキを踏んでいる
アクセルとブレーキを同時に全力で踏んでいる
そんなことです。
身体に負担にならない訳がないですよね。
そして、二つ目は
症状を「パーツ」として捉える
です。
「パーツ」というのは
「部分」とか「あなたの一部」みたいなことです。
つまり
あなたの重荷を
引き受けてくれている部分
みたいな捉え方です。
例えば
感情を自由に表現してはいけない。
子ども時代にそうした考えを
身に着けたとしたら
胸や喉の辺りのこわばりや重たい感じは
あなたの心の声を
抱えてくれているのかもしれない。
そんなことです。
「自分の重荷を引き受けてくれている」
そう捉えてみると
あなたはどんな感じがしますか?
もちろん、
早く治って欲しい。
無くなって欲しい。
痛みやこわばりは不快なものですよね。
でも、ちょっとだけ
神経系が守ろうとしてくれている。
パーツが何かを引き受けてくれている。
この二つの視点で
症状を眺めてみてくださいね。