我を忘れるくらい怒りを感じたり
不安でどうしようもなくなったり
ただ絶望感でいっぱいになったり
生きていると
ネガティブな感情を感じることがあります。
こうした感情はとても不快で
できるだけ出て来て欲しくないものですよね。
そして、ネガティブ感情が強烈で
圧倒されると
本心ではないことを口走ったり
相手の気持ちや立場を忘れて責めたり
自分を傷つけたり
衝動的な行動を取ってしまうことが
あります。
そうすると
大切な人間関係が壊れてしまったり
健康への影響も出てきますね。
これをお読みのあなたにも
似たような体験があるでしょうか?
ネガティブ感情に圧倒されそうな時の
対処法の一つは
「感情」と「わたし(あなた自身)」を
分けてみる。
…ということです。
どういうこと?
…って感じられるかもしれません。
説明していきますね。
例えば
ものすごい怒りを感じている時、
「わたし」=「怒り」
という感覚になる人は多いものです。
この感覚のように
「感情」と一体化するのではなく
「感情」を「自分の一部」と捉えてみるのです。
つまり
私の中に、「それ」がある。
何かに反応している「部分」がある。
みたいな感じです。
あ~、私の中にそれがあるんだな~
あるよな~、
何かに反応して怒っている部分があるな~
そんな風に「今のあなた」が「それ」を
ちょっと観察してみるのです。
このとき、できるだけ
自分へのジャッジメントをしないことが
大切です。
「こんな自分は…」
と、評価や判断をできるだけせず
ただ、「それ」を眺めてみるのです。
そのために
少し意識的に時間を取ってあげる
というのもいいかもしれません。
現代人は、忙しい日々にあまりにも
慣れてしまっているからです。
…そうしてみたら、
どんな感じがするでしょうか?
はじめは上手くできなくても大丈夫です。
もし、嫌な感じがたくさん出てきたり
気分が悪くなるような場合は
決して無理をせず
ゆったりと過ごしてみてくださいね。
自分の一部を客観的に、
寄り添うように見てあげることで
感情にただ圧倒されたり、
支配されにくくなっていきます。
また、多くの場合ネガティブ感情は
過去の状況へに対する反応が
感情や身体反応として記憶されていて、
今の状況に刺激されて
再び現れているものです。
怒り、不安など感情面での悩み
うつ状態、無気力に陥るという方へ
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