「生きづらい」を和らげるヒント

アダルトチルドレンや愛着障害といった

「生きづらさ」を抱えている人は

 

対人関係の中でストレスを抱えながらも

 

人一倍、努力したり

平気なフリをしたり

別の自分を演じてみたり

 

することがあります。

 

そうなってしまうのは

心のどこかで

 

「役に立たなければ愛されない」

「自分をそのまま表現してはいけない」

「人の期待に応えなければならない」

 

などの思い込みを持っていたり

 

その思い込みを持つことで生じる

 

完璧にやろうとしたり

「ノー」が言えなかったり

自分の本音が分からなくなったり

 

色々な生きづらさのパターンが

あると思います。

 

そして

 

あなたはそんな心の癖やパターンを

悪いものだと思っていませんか?

 

あるいは

嫌ったり、見ないフリしていませんか?

 

もし、悪いもの、嫌なものだから

取り除かなければならない

 

そう思っているとしたら

「生きづらさ」は逆に強くなったり

もっと顔を出そうとしてきます。

 

もちろん

その癖があなたの「生きづらさ」の

原因になっていたり

 

「生きづらさ」の一部だとも言える

のでしょう。

 

けれども

 

それらは元々

あなたを守ろうとして

身にまとってきたもの

 

そのことを思い出してください。

 

ある意味では

その癖があったおかげで

 

あなたは頑張れたり

自分を保つことができた部分が

あるはずです。

 

だから、もしも

あなたの癖やパターンが

顔を出しているなと思ったら

 

私を守ろうとしてくれてるんだね

私を守るためにがんばってくれてるんだね

 

と、労わるような感じで眺めてあげてください。

 

胸に手を当ててみて

実際にそのように声をかけてあげてもいいです。

 

そうすると、どんな感じがするでしょうか?

 

ちょっとホッとする感覚が

ありますか?

 

いつも守ってくれてるんだね。

私を守ってくれてありがとう。

 

そうやって

認めて、労い、感謝したら

「生きづらさ」は和らぎやすいと思います。